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韓国ムアン国際空港で発生した悲惨な航空機事故。
181人の乗客乗員のうち、なんと179人が命を落とすという大惨事となりました。
事故の裏には、「デスウォール」と呼ばれる致命的な壁の存在がありました。
この壁は一体なぜ設置され、パイロットはどうして衝突を回避できなかったのでしょうか?
事故の真相と、航空安全の盲点に迫ります!
壁(デスウォール)の存在理由
ムアン国際空港の滑走路端には、高さ3~4メートルもあるコンクリートの壁がありました。
この壁は「デスウォール」と呼ばれ、滑走路の中心線を案内するためのローカライザーアンテナを保護する目的で作られたものだそう。
しかし、この壁の存在が悲劇を拡大させた可能性が高いと言われています。
回避不能だった決定的要因
悲劇を決定づけた壁がこちら
韓国の飛行機事故こわい
— リリーSUS329J4L (@qmmnoonmmp) December 29, 2024
滑走路の端に壁がなければ助かった人多かったかもしれないね
ってかなんで壁が有るの? pic.twitter.com/33VfLToeh0
イギリスの航空専門家、デビッド・リアマウント氏は
「滑走路からわずか200メートルの距離に、あんな大きなコンクリートの壁があるなんて、世界中で見たことがない!」
さらに彼は
「もし壁がなければ、全員が生存できただろう」と分析しました。
この意見からも、この壁が事故の決定的な要因だったことがうかがえます。
バードストライクから壁衝突まで
バードストライクがあったと思われる白煙の画像がこちら
事故当時、飛行機は着陸直前にバードストライクの可能性があると警告を受けていました。
その後、機長は遭難信号を出し、2度目の着陸を試みました。
しかし、着陸中に着陸装置が作動しない不具合が発生。
最終的に滑走路を高速で進んだ飛行機は、そのまま壁に衝突してしまいました。
不遇が重なってしまったように感じますね。
空港設計の致命的欠陥:世界でも類を見ない危険性
韓国の航空機事故、ちゃんと胴体着陸出来てるのになんでそんなに被害出てるの?って思って映像見てみたら、滑走路の先の壁に激突して爆発してしまってたんですね。
— さくら (@sakuranoel) December 29, 2024
別の場所だったら助かってたかもしれないのに><
リアマウント氏は、このローカライザーアンテナの設置方法についても批判しています。
「本来、このようなアンテナは地面に設置されるべきだ!」
しかし、ムアン国際空港では、アンテナが盛り土の上に強化コンクリートで設置されていました。
これは、設計上の大きな欠陥だったと指摘しています。
緊急着陸の落とし穴
事故機は胴体着陸を余儀なくされましたが、着陸装置が作動しなかったために大きな問題が起きました。
高速で着陸した機体
ブレーキも利かない
方向維持もできない
その結果、機体は制御不能のまま壁に激突してしまいました。
航空評論家の小林宏之氏は、「壁がなければ、命は救えたかもしれない」と述べています。
壁かなければ…もしかしたら…こんなにたくさんの命が失われる事は無かったのではと、思うと悔やまれます。
パイロットの苦悩
リアマウント氏は、パイロットの行動についてもコメントしています。
「操縦士は極限の状況下で、可能な限り最善の着陸を行ったはずだ」。
それでも、高速着陸や着陸装置の不具合の影響で、衝突を回避するのは極めて困難だったと言います。
航空安全の盲点
韓国国土交通省の幹部は、この壁が「基準に則って設置されている」と説明しています。
しかし、専門家たちは、「世界的に見ても危険な設計だ!」との批判出ている様です。
奇跡の生存者2名の座席は
Yahoo!ニュースの奇跡の生存者について
2024年に全羅南道の務安国際空港でチェジュ航空機事故が発生し、客室乗務員2名が奇跡的に救助されました。
生存者は機体の後方におり、衝突時に一部がもげ落ちたことで助かりました。
33歳の男性乗務員は多発性外傷と神経損傷の可能性があり、精神的ケアが必要とされています。
一方、25歳の女性乗務員は頭部や足首を負傷しましたが、命に別状はなく心理治療が行われています。
専門家は、今回は衝撃が前方に集中したため、後方の乗務員が生存したと分析。
まとめ
今回の韓国航空機事故では、「デスウォール」と呼ばれる壁が事故を致命的なものにした可能性が高いことがわかりました。
バードストライクや着陸装置の不具合など、複数の要因が重なり合い、179人もの尊い命が失われました。
この事故を教訓に、空港設計の見直しや航空安全基準の再検討が求められるのではないでしょうか。
同じような悲劇を二度と繰り返さないために、航空業界の今後の対応が求められています。
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